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『近代世界システムⅠ』ウォーラーステイン(名古屋大学出版会)

『近代世界システムⅠ―農業資本主義と「ヨーロッパ世界経済」の成立』イマニュエル・ウォーラーステイン、川北稔訳(名古屋大学出版会)(全4冊)

単行本ハードカバー(A5判)

2013年
484頁

目次

2011年版への序

序 章 社会変動の研究のために

      構造とは何か
      アフリカ研究から世界システム論へ
      発展段階論からの脱却
      分析の手法
      世界システム論的分析の意義

第1章 近代への序曲

      「世界経済」 と 「世界帝国」
      封建制とは何だったのか
      封建制下のヨーロッパの危機
      農民反乱と人口減少
      国家権力の強化
      国家とは何か —— 国境線が国民意識を生む
      自然現象で説明できるか
      社会構造の転換
      資本主義的 「世界経済」 の誕生 —— 地理的拡大
      進出の動機 —— なぜ貴金属なのか
      食糧と燃料 —— 基礎商品を求めて
      貨幣素材としての地金の必要性
      職業としての探検・航海・植民
      なぜポルトガルが先陣を切ったのか
      強力だったポルトガルの国家機構
      引きこもる中国と進出するヨーロッパ
      相違していた内的動機
      ウェーバーの説明 —— アジアの 「秩禄」 制
      ヨーロッパ 「世界経済」 と中華帝国
      帝国構造が負担になった中国

第2章 新たなヨーロッパ分業体制の確立
       —— 1450年頃から1640年頃まで

      近代世界システムの成立時期とその位置
      物価変動についてのハミルトン学説
      ハミルトン批判
      資本主義的 「世界経済」 にとっての地金
      賃金と物価の格差
      実質賃金低下の要因
      実質賃金の低下と 「世界経済」 の地域構造
      対外進出の重要性
      「中核」 「半周辺」 「周辺」 と労働管理の形態
      近代奴隷制
      換金作物栽培のための強制労働
      再版農奴制もエンコミエンダも資本主義である
      東欧と西欧の差異の起源
      2つの 「周辺」 の出現
      半周辺の経済活動
      分益小作制
      中核となった西欧、周辺となった東欧
      イギリスとフランスの差異
      都市と都市貧民
      商人の位置づけ
      「国際債務奴隷制」
      商人も地主も —— 近代世界システムの資本家たち
      従属派対封建派
      16世紀とは何だったのか

第3章 絶対王政と国家機構の強化

      国家の役割
      国家機構はいかにして強化されたか
      国家財政の強化
      傭兵隊の整備
      匪賊の横行
      政府の合法性
      絶対王政とナショナリズム
      商業におけるナショナリズム
      宗教と経済
      ポーランドはなぜカトリック化したのか
      国家と資本家の関係
      地主・貴族・ブルジョワジーは区別できない
      近代世界システムの経済と政治

第4章 セビーリャからアムステルダムへ
       —— 帝国の挫折

      15世紀危機から立ち上がるスペイン
      スペイン帝国の形成と破綻
      世界帝国をめざすフランスとスペイン —— フッガー家のゆくえ
      アントウェルペンの台頭
      高価につきすぎた 「帝国」 —— スペインの場合
      フランス帝国の挫折
      世界システムの転換点
      スペインの没落
      スペイン衰退の要因
      新しいシステムの誕生
      セビーリャからアムステルダムへ
      ネーデルランド革命
      革命の進行と宗教
      ネーデルランド革命の本質
      オランダの台頭
      ヴェネツィアの衰退

第5章 強力な中核諸国家
       —— 階級形成と国際商業

      ヨーロッパにおける工業の集中
      毛織物輸出国となったイギリス
      イギリス国家の強化
      ジェントリ論争
      貴族は衰退したのか
      ジェントリは勃興したのか
      ジェントリの歴史的役割
      新たな階級カテゴリの成立 —— 「ジェントリ」
      ヨーマン
      農民層の分解
      階級形成の問題
      「ピューリタン革命」 とは何だったのか
      「17世紀危機」 へのイギリスの対応
      フランスの場合
      陸上輸送から海上交易へ
      フランスにおける中央対地方
      「長期の16世紀」 の終焉 —— 全般的危機
      比較的よかった北西ヨーロッパ
      テューダー朝の政策
      危機に立つイギリス
      イギリスの対応 —— 対外進出
      イギリス革命へ
      妥協しなかったフランス貴族
      ブルジョワ化しにくかったフランス貴族
      ゴールドマン対ムーニエ
      フランスにおける17世紀危機
      フランスの民衆反乱
      宗教対立と地域対立
      英・仏の共通性

第6章 「ヨーロッパ世界経済」
       —— その周辺と外部世界

      「ヨーロッパ世界経済」 = 近代世界システムの範囲
      ロシアは外部、ポーランドは内部
      ハンガリー、ボヘミア、デンマークなどの位置
      国家の役割 —— 周辺の場合
      プロイセンとスウェーデン
      自らの 「世界経済」 形成をめざしたロシア
      ロシアの対外進出
      ロシアにおける商人と都市
      オスマン帝国も自立した世界
      ポルトガルのアジア進出
      アジアはヨーロッパ 「世界経済」 の外部
      アジア経済を変えられなかったポルトガル
      胡椒貿易の意味
      内なる南北アメリカと外なるアジア
      世界システムの構造転換

第7章 理論的総括

      リアルなシステムとしての 「世界システム」
      近代世界システムは資本主義の 「世界経済」
      格差を拡大する 「世界経済」
      雑多な出自をもつブルジョワジーの形成
      宗教改革と反宗教改革の時代
      中核における国家機構の強化
      近代世界システムの生誕

訳者あとがき

[関連]
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『近代世界システムⅠ―農業資本主義と「ヨーロッパ世界経済」の成立』イマニュエル・ウォーラーステイン、川北稔訳(岩波現代選書)(全2冊)1981年、296頁
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『近代世界システム Ⅱ―農業資本主義と「ヨーロッパ世界経済」の成立』イマニュエル・ウォーラーステイン、川北稔訳(岩波現代選書)(全2冊)1981年、298頁
近代世界システム 2[amazon]

『近代世界システムⅠ―農業資本主義と「ヨーロッパ世界経済」の成立』イマニュエル・ウォーラーステイン、川北稔訳(岩波モダンクラシックス)(全2冊)2006年、296頁
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『近代世界システム Ⅱ―農業資本主義と「ヨーロッパ世界経済」の成立』イマニュエル・ウォーラーステイン、川北稔訳(岩波モダンクラシックス)(全2冊)2006年、298頁
近代世界システム〈2〉[amazon]

[参考]
『世界システム論講義―ヨーロッパと近代世界』川北稔(2016・ちくま学芸文庫)
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