『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
1998年1月
240頁
永井荷風 男ごゝろ
内田百閒 長春香
永井龍男 銀座の水溜り
三浦哲郎 武士の情け
山本周五郎 独居のたのしみ
神吉拓郎 襟の穴
伊藤桂一 水の如く流れる時間
山口瞳 ある戦中派
田中小実昌 氷川丸での友だち
岡本かの子 男心とはかうしたもの 女のえらさと違う偉さ
高橋玄洋 男ごころ
阿部昭 歳末の訪問者
坂上弘 待っている女 1995・2・26
宇野信夫 むかしの恋
常盤新平 彼女たちの一人 1
諏訪優 壜の中の魚
佐江衆一 死後の事
丸谷才一 男の運勢
大庭みな子 男性たちの掘った墓穴
池波正太郎 家庭
田辺聖子 男と家庭
安部譲二 三通目の詫び状を書く前に……
関川夏央 家はあれども帰るを得ず
辺見庸 遠吠えする人面犬
荒川洋治 とんでもない食卓
川本三郎 誰か母を想はざる 寺山修司
宇野千代 父の想ひ
高森和子 漢字の男
池部良 春日大神に謝る
佐野洋 父に似て来た……
塩田丸男 意気地なしなんかじゃない
島田荘司 ひきぎわの、男のセリフ
小関智弘 五つのちがい
沢木耕太郎 青春
林望 屋根の上の怪人
森詠 宿酔いの“地獄旅”
諸井薫 侠気について