『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
1991年11月
248頁
川端康成 ある月三日
柳宗悦 赤絵鉢
井伏鱒二 掘出しもの
會津八一 支那の明器
佐多稲子 「月の宴」の器
芝木好子 陶磁の美
石川淳 家宝拝見 文化焼底割釜
藤枝静雄 偽仏真仏
安東次男 漆箔像の魅力
加藤楸邨 骨董夜話
秦秀雄 猿投
小林秀雄 真贋
薄田泣菫 贋物ほか四篇
渡辺源三 書画贋作物語
佐々木三味 古箱の巻
井垣春雄 真物とにせもの
大高興 模造土偶
三十七年間ニセモノと信じてもらえなかったホントの話
梅田晴夫 骨董と古物のちがい
奈良本辰也 洋燈
石黒敬七 「蚤の市」ばなし/珍しい「市」の話
三宅正太郎 名品を掘り出した話
中山義秀 古刀
三山進 千姫に救われたキリシタン聖器
豊福知徳 ロマネスクの犬
白洲正子 大鉢むさし野 北大路魯山人作
八世坂東三津五郎 襖の引手
料治熊太 かぐらの女面
安西篤子 香炉を恋う