『狼の群れと暮らした男』ショーン・エリス、ペニー・ジューノ、小牟田康彦訳(築地書館)
未読
2012年
318頁
目次(収録作品)
序章 心の琴線に触れる
特別なつながり/ノーフォークの田舎で過ごした子ども時代/窓辺にオオカミが/過ち多き青春時代/女王と国家のために/すぐそばで肌を寄せ合って/倫理性の問題/新生活への切符/ばれてしまった/どうにか生計を立てる/荒野の呼び声/持久戦/待った甲斐あり/ちいさな赤ちゃんの足音/危機一髪/ほかにやりかたがあるはず/繁殖のしかけ/板挟みになった忠誠心/家を見つける/ポーランド/ついに出会う/痛い教訓/オオカミの食べ物は身分で違う/己の身分をわきまえる/基本に帰る/家庭の大事さ/別れ別れ/同時に発生した不思議な体験/ソウルメイト/オオカミという奇跡/限界を突き破る/崩壊/私には夢がある
ロッキー山脈の森の中に野生狼の群れとの接触を求め決死的な探検に出かけた英国人が、飢餓、恐怖、孤独感を乗り越え、ついには現代人としてはじめて野生狼の群れに受け入れられ、共棲を成し遂げた希有な記録を本人が綴る。
出典:築地書館 公式サイト