『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
1986年9月
256頁
石垣綾子 不可避の愛の中へ
伊藤野枝 成長が生んだ私の恋愛破綻
宇野千代 残された者の悲しさとは何か
宇野信夫 白い少女
大岡昇平 男は溺れる
大杉栄 男女関係について
金子光晴 なおも、男・女などをめぐって
亀井勝一郎 盲目の幸福
北原武夫 ドン・ファンの誇りとは何か
佐多稲子 窪川から佐多に(抄)
佐藤春夫 舟中の女、画中の女
立原正秋 人妻の恋
谷崎松子 倚松庵の夢
富岡多惠子 棄てられる側の論理
中村真一郎 見えざる別れ
萩原朔太郎 夜汽車 [巻頭詩]
福永武彦 深淵
古井由吉 いい女とは
丸谷才一 ロレンスと二人の女友達
三島由紀夫 いはゆる「よろめき」について
水上勉 わが六道の闇夜 七章
森瑤子 風
吉行淳之介 誘惑
渡辺淳一 美しい別れ