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『世論』W・リップマン(岩波文庫)

『世論』(上下)W・リップマン、掛川トミ子訳(岩波文庫)






上巻

1987年
270頁

目次(収録作品)

第1部 序(外界と頭の中で描く世界)
第2部 外界への接近(検閲とプライヴァシー/接触と機会/時間と注意力/スピード、言葉、明確さ)
第3部 ステレオタイプ(ステレオタイプ/防御手段としてのステレオタイプ/盲点とその効用/規範とその敵/ステレオタイプの検出)
第4部 さまざまの関心(利害関心の参入/利己主義を見直す)

下巻

1987年
306頁

リップマン(1889‐1974)が『世論』を書いた動機は、第1次大戦後の混乱の原因究明にあった(1922年刊)。にも拘らず我々がこの書を手にすると、あたかも現在を分析し警告を発しているかのような切迫感を覚える。それは、大衆心理がいかに形成されるかを出発点として、人間と環境の基本的な関係を、イメージの概念から明晰に解いているからだ。

リップマン(1889‐1974)の仕事は、ニュースが一つの事件を合図するするに過ぎぬ、という認識から始まった。隠されている諸事実に光をあて相互に関連づけ、人々がそれに基づいて行動できるよう現実の姿を描き出すこと。この過程においてニュースの機能と真実の機能が合致するとした彼の考えは、生涯を通じてジャーナリズム活動の揺るがぬ基準となる。

本書表紙(カバー)より


[参考]
『幻の公衆』ウォルター・リップマン(2007・柏書房)

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