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『月と不死』N・ネフスキー(東洋文庫)

『月と不死』N・ネフスキー、岡正雄編(平凡社・東洋文庫)

昭和46年(1971)4月10日初版発行
361頁





著者は、ロシアの東洋言語学者・民俗学者。(1892(明治25)-1937(昭和12))

雑誌に掲載された論文と書簡をまとめた本。「解説」として「ニコライ・ネフスキーの生涯」(加藤九祚)が付されている。
論文は短いものがほんのすこしあるだけで、祭りの歌や沖縄の古謡(アヤゴ)、手毬唄、昔話などの記録が主である。
それから、柳田国男らに送った書簡の翻刻が130ページ分くらいあり、上記「解説」が(95ページ)ある。

筆者は、書名から「月と不死」についての神話・伝説などを研究した一書だと思い手に取ったが、そういう本ではない。
「月と不死」については、わずか2つの論16ページ分があるだけで、内容も特筆するところはない。

一書として特にみるべきところはない本である。(沖縄の古謡等は興味深いが、解説も考察もほぼない「記録」のみなので読んであまり面白くない)
ニコライ・ネフスキーを研究する人以外には、価値が低い本といえる。

[参考]
『完本 天の蛇―ニコライ・ネフスキーの生涯』加藤九祚(2011・河出書房新社)
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