『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
1985年5月
262頁
石垣りん 花嫁
井上ひさし 愛は時を喰う
井上靖 先生の結婚
宇野千代 私の結婚論
大庭みな子 幸福な夫婦
加賀乙彦 フランスの夫婦と日本の夫婦
北原武夫 男は結婚するとなぜ変るか
河野多恵子 結婚生活10の愉しみ
小島信夫 女の自由
今日出海 金婚式
西條八十 初夜
佐多稲子 結婚の失敗に気づくとき
佐藤春夫 僕らの結婚
島崎藤村 再婚について
武田泰淳 丈夫な女房はありがたい
田中小実昌 ぼくは結婚しているのか
田中澄江 夫婦は他人の始まり
田中千禾夫 夫婦は他人の始まり
田辺聖子 嫁入道具
寺山修司 もし、恋をしていたら
中山あい子 男ごころ女ごころ
野上彌生子 夫と妻
富士正晴 老婚に水さす性の現役ども
増田れい子 結婚記念写真
丸谷才一 小説家のサービスの話から結婚の回数の話になりました
三浦哲郎 いま失えば、二度と会えない人
三木卓 男が結婚に求めるもの
水上勉 旃陀羅(せんだら)の娘
村山リウ さいごの日
村山リウ 夫婦は互いに三分の甘え
八木重吉 虹 [巻頭詩]
安岡章太郎 恐妻について
山口瞳 人生仮免許
吉田健一 結婚は恋愛の墓場だらうか
吉野秀雄 ふたりの妻と……
吉行淳之介 一夫一婦制について