『新編 子どもの図書館 石井桃子コレクション3』石井桃子(岩波現代文庫)
未読
2015年
336頁
目次(収録作品)
1 「かつら文庫」の七年間(「かつら文庫」の発足まで/一年め(一九五八年) ほか)
2 子どもたちの記録(子どもの好奇心/いろいろな子どもたちの読書リスト)
3 子どもの本(子どもといっしょに本を読む/子どもの物語にたいせつなこと ほか)
4 子どもの図書館(公共図書館の役わり/アメリカの図書館の先達 ほか)
付記(農村の子どもと本を読む/このごろの「かつら文庫」-幼年期の子どもたち ほか)
本書は、『子どもの図書館』石井桃子(1965・岩波新書)を増補し文庫化したもの。
1950年代半ばに欧米のすぐれた公共図書館の児童室を視察した著者は、日本の遅れを痛感し、自宅を開放して1958年に小さな図書室を開いた。どんな本を、どんな年齢の子どもに与えたらいいのか、子どもはどんな本を喜び、また本の世界に親しむことでどんな変化をとげるのか。本を読む子どもたちのいきいきとした表情と喜びを描く。
出典:岩波書店 公式サイト
[関連]
『子どもの図書館』石井桃子(1965・岩波新書)
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