未読
2015年
256頁
目次
前書 手仕事の国
第1章 品物の背景(自然/歴史/固有の伝統)
第2章 日本の品物(現在の事情/関東/東北/中部/北陸/近畿/中国/四国/九州/沖縄)
第3章 品物の性質(三つの問題/職人の功績/実用と美/健康の美)
名もなき工人が作る民衆の日用品の美、「民藝」。大正時代半ばから二十年近い歳月をかけて日本各地で手仕事の「用の美」を調査・収集した柳宗悦は、自然と歴史、そして伝統によって生み出される美を探求し続けた。著者がみずからの目で見、選び取った正しい美しさとはなにか。日本文化が世界的に注目される現代、今なお多くの示唆に富む日本民藝案内。
出典:講談社BOOK俱楽部