『ネグロス島戦記―マンダラガン山に果てし戦友よ』池平八(光人社NF文庫)
未読
2007年
405頁
目次
勇躍征途に/アンペラの兵舎/工兵隊本部/筑波山の戦い/宣伝戦/死の道行/地獄谷/永遠の眠り/天涯孤独/追分〔ほか〕
昭和十九年春、大動員により招集された第十一師団工兵隊の兵士たちは、わずか三カ月後に比島ネグロス島に送られた。レイテ・ルソンに続くフィリピン第三の激戦場ネグロス戦とはいかなる戦いか。米軍の物量に圧倒され、敗走し、飢餓と傷病に震えつつ自活の道を歩んだ悲劇の戦場を下級兵士が克明に描く感動作。
出典:筑摩書房 公式サイト